おうちで作品を作るには?

おうちでメディア遊びをやる作品を作るのに、コレを知ってると良いよという情報をできるだけ纏めてみました。 余り沢山機材を揃えなくても、できるだけ色々な事ができる道具やサービスを中心の集めてみました。

機械工作周り

  • 人間が乗れる強度のアルミフレームを作りたい時
    MISUMIアルミフレーム:強度と精度 通販でしか買えない
    イレクター (スペーシア) :軽さ ホーセンターで買える
  • 強度のある固定ジグ等
    まずは探す Monotaro/MISUMI
    なければ発注  加工サービスMISUMI
  • アクリル工作(透明窓つけたいとき)
    はざいや 板カットが安い。 (現在レーザカットサービス見合わせ中)
    Elecrow 基板屋だけど、レーザーカットもやってる(海外納期注意)
    その他、レーザー加工サービスがありますが私は詳しくない
  • 3Dプリント
    本体6万ぐらいだから買っちゃえば良いと思います
    通常の3Dプリントサービスはこぶし大で3〜4千円程度
  • 手元工具
    電動ドライバ(100鈞でいいのでドリル刃も用意)
    ドライバ,精密ドライバ 
    ネジ : スリムネジ(木工),M3ナベネジ(一般)
    クラフトノコギリ
    瞬間接着剤(仮固定用)
    エポキシ接着剤(がっつり固定用)
    紙やすり
    ニッパー
    ラジオペンチ
    ホットメルトグルー(マツヤニ入りが高いけど、異次元なのでお勧め)
    裁縫道具

電気周り

  • 基板
    郵送に耐えるようできるだけ基板は発注して作った方が良い
    KiCAD等で設計して各社(P板,FusionPCB,Elecrow等)に投げるとよい
    もしくは「両面スルーホール」のユニバーサル基板 
    (片面はハンダ不良(過熱)でランドはがれを起こす事が多い)
  • 半田ごて
    必ず温調つきを使う事、HAKKO FX-600が安いのでお勧め
    自宅での半田付けは鉛フリー半田(Su,Ag,Cuが主流)を選ぶ事
    フラックス(茶色い液体)を用意する
    コテ台はなくても構わないが、作業中にコテを落として床を焦がさないように、床に段ボールでも良いので敷いておく事
  • 配線
    圧着コネクタ:配線同士はハンダ接合よりも、圧着コネクタ等が手っ取り早くて丈夫 参考記事
    熱収縮チューブ: ヒートガンがない場合、ドライヤーの風量を落としても収縮できる。
    通称ギロチンコネクタ:ダイソーで接続コネクターとして売っている配線分岐用コネクタ

雑な試作に便利なもの

アイディアを練る段階の雑な試作では、使う道具も変わってきます。そんなときに便利な道具たち。

  • 三脚
    カメラ撮影に使うアレ、空中に色んなものを固定
  • 洗濯ばさみ、スプリングクランプ、Cクランプ
    全部100鈞ので十分。スプリングクランプは、超強力な洗濯ばさみのこと(@ダイソー)
  • マスキングテープ、養生テープ
    電気配線もスグに外す場合はビニールテープよりマスキングテープの方がやり直しが速い。養生テープは塗装養生用のものや、ちょっとだけ強いPカットテープ等がある。色違いで揃えておくと便利で。
  • レゴブロック、デュプロ
    ブロックは装置の仮固定の土台を作るのに重宝する。ブロックで街なんかを作る時に使う土台となる大きなプレートがあるのでそれを使うのがお勧め。
  • 100鈞木材
    100鈞(ダイソー)の木材は軽くて弱い。なのでカッターで傷をつけて折れば簡単に目的のサイズの棒を作れます。
  • アルミワイヤー
    微妙な角度を調整したい部分に使うと便利に色々なものを固定できる。
  • M5 Stack
    マイコン工作の実例が多いので、コピペで初期検討ができる。
  • p5.js
    プロジェクタで画像を出してみるだけ、画面を点滅させるだけといった試作が非常に早くできる。Web上で開発ができる.
  • repl.it
    色んな言語でのプログラミングができるWebIDEコミュニティだが、PHPなどのWebサーバを使ったサービスも試せる。Webから情報をとってくるVR装置のデバグなどで、開発中のダミーデータを配信するのにも便利。